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15話 ページ17
どうしてそこまで戦わせたくないのか
きっと私は答えを出すことは出来ないだろう
西の頭領様の嫁が弱いなんて思われたくないのかな
そんなことを考えながらしばらく戦いを見ていた。
やはり今日も無理だ。
千景)帰るぞ。
千景は屋根の上に登り私を抱えて
千景)そこの女鬼。死にたくなければそろそろ腹を括るんだな。
千鶴)私はあなた達といきません!
この子も頑固なことだ。
宿にて
千景)怪我はないか。
A)は、はい。
そうか
そう言い残し戻って行った。
それを私は
A)ねえ!
千景が振り向いた。
A)な、なんでそんなに私を戦わせないの、、
恐る恐る聞いてみた。
千景はため息をついて答えた
千景)嫁の怪我した姿など見たくは無いからな。
そう言い残し部屋を出ていった。
私は確信した
愛なんてない。
ただ、風間千景の嫁が弱いとバレるのが嫌なんだ
まがい物に負ける程度の鬼なんて嫌よね
私は決心した。
もうここにはいられない
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作者名:yuinyaaa42 | 作成日時:2023年12月18日 18時